1-83 saveearthのメンバー

愛早苗の父の啓介は埼玉でコンビニエンスストアを経営している。母の恵子は結婚後ほどなくして良太と早苗を産んだ。両親はこれといった趣味がなく、たまの温泉旅行が楽しみで、老後のお金を貯めるのが趣味みたいなものになっていた。子供 […]

1-82 安心と安全とは

愛早苗は28才だった。あまりにも若すぎた。人は大事がなければ老衰か、多くは病をもって死を迎えることだろう。事故はあるにはあるが、まさか事件に巻き込まれることなど想像がつかない。それに愛早苗のように他国でこのようなことにな […]

1-81 世界に一つもない事例

ここはシンガポール某大学法医学部特別教室にて現地の監察医が説明をし、その都度、通訳官が日本語に通訳をしている。そばには検視官、警察官が同席している。日本からは行方不明だった愛早苗の父、愛啓介と母、恵子とともに探偵社の和田 […]

1-80 ゼロベースの心

 娘の早苗の行方が分からなくなってもう一年近くなる。早々に父の愛啓介は探偵社の和田とともにシンガポールへ赴き、シンガポールの警察に早苗の行方不明の調査を依頼していた。和田はいつでもDNA鑑定に使用できるように早苗に関する […]

1-78 静かなる池に小石を投げ入れてみる

 ここは探偵社「二人の幸せ研究所」である。「これです」とチエは切り出した。百聞は一見にしかず。問題の部分は話すよりも上司の和田にはyoutubeにあるshotennokiを見せたほうが早いのだ。「、、、どれ?、、、、」ジ […]

1-74 パニック障害

純一はいくつかの病院で診てもらった。しかし納得がいくような返事がもらえていない。調べてもらうといくつかの臓器の機能は年相応には弱っているらしい。ところが特に異常なところはみられないという。別の医者は「そうですねぇ、、スト […]

1-70 生き物の怖さ

その日、探偵社「二つの幸せ研究所」の和田は依頼者の泉優子に二回目の調査結果について説明している。夫の泉純一の浮気相手は若林奈美という。どこかしらエクゾチックな顔だちの27歳である。東京都中野区に一人住まいだった。勤め先は […]