1-118 香港人 

「失礼しました。
、、さて、、敵と申しましすのは、、、私たちにとってもやっかいな浮気のことです。
洋の東西を問わず、大昔から、、、あぁ、、人間の性とでもいうのでしょうか、、、
妻のミセス、ジュリアとその夫の王紅東は香港の飲食業界に名乗り出て、まるで飛ぶ鳥を落とすかのような勢いで店を増やしていったようです。
どこにその秘密はあつたのでしょうか?
、、、ここでは時間がありませんのでその秘密は申しません。
関係ないですものね。
さてこの二人が香港じゅうに広めていった各店が順調に売り上げを伸ばしていった。
となるとどうなるか、、、それは二人にとって嬉しいことですよね。
自分たちだけでなく、親御さんたちにとっても。
ミセスジュリアこと張、ジュリアの親がいくら資産家と言っても、娘のジュリアは仕事やお金儲け関してはキャリアがなかった。
一方、夫の王紅東はたいした仕事のキヤリアがあるわけではなく一獲千金を求めて中国の東北方面から香港に流れてきた人物。
飲食業界で働いていたこともない。
しかし、こんなど素人でも言うべき二人が信じられないほどの儲けをしていったというのです。
これならマスコミも注目いたします。
いわば素人なりの無鉄砲なやり方が、香港の人たちの舌を唸らせ、何度もリピートしたくなるような店づくりをしていったのです!!。 
やれるものなら私もやってみたい!!。
ま、、、話がそれないようにいたしますが、、、。
順調に仕事が展開していく間に、しかし彼らには心の油断と欲が増していきました。
まぁ、想像しましても王紅東にとっては思いも知れぬお金がたくさん入ってきますので、
それはそれは有頂天になるものです。
本人どころか、周りがゆるさない。
ニコニコしていろんな人たちが近づいてくる。
男だけでなく女もそうです。
お金がわんさかふところに入ってくれば、何不自由なくなんでもできると錯覚もし、
人生が最高に楽しくなってくる。
そうしていると思いも知れぬきれいな女も男も仕事も寄ってくるようになった。
あぁ、やっぱり性ですなぁ、、、となると、、、
はっきり申し上げておきますが、彼らは私みたいな純潔な人間じゃなかったようです。
とすれば、やっぱり男にとっては浮気ということになったのです。
するとマスコミまでがはやし立てて記事にします。
幸せの時間が、あぁ、、、急転直下となります。
当然、夫の浮気を知った妻の張、ジュリアは怒ります。
それがそれが半端じゃない怒り。
想像してみてください、皆さん!!
私みたいに大和撫子の精神をもっている人はめったにいないのです。
たおやかでしなやかで優しく、、、そんな理想的な女はいない。
断言できます。
まして張、ジュリアは香港に住んでいる人です。
それに一人娘さんなんですから、たいへんな怒り心頭です。
当然も親御さんもね。
王紅東にとっては自分の浮気が発覚して妻やその親御さんの怒りを受けて、小さく小さく縮こまることになる。
それでもなかなか許してくれない。
夫婦の間に子供はできていないし、いつおっぽり出されるかわからない状態になった。
自分の親は中国大陸で住んでいますけれど、親からも怒りの連絡がきます。
王紅東はいままで大仁風を見せていたこの男、急に豆みたいに時には李みたいに小さく小さく、硬くおとなしくなっていったのでしょう。
マスコミはそんな彼らの状況を面白おかしくはやし立てるものです。
それに時の人だった彼らにマスコミだけでなく多くの人たちが目をつけているのですから、変なこともできない。
ま、その後、二人は離婚もせずに香港からシンガポールに進出していったのは何か訳ありのことがあったのかもしれません。
進出していったと言っても香港では仕事を続けておりますし、シンガポールでさらにいろいろな業種に進出していっているらしいのです。
まぁ彼らには国とか業種とかいう概念が薄いのかもしれません。
香港はイギリスから中国に返還されてそれほど月日が経っていません。
聞いたところによると香港の人たちはこれから大陸の中国政府がどういうふうに政治介入してくるのか常に注目しているのです。ここら辺が、、、ちょっと、、、」

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