日本人女性との恋愛

1-139 日本人女性との恋愛
{あの~、なんかおかしいんですよ。
もしかすると早苗さんの事件についてシンガポール警察が日本の警察側に連絡しているような感じがするんです。
まるで歩調を合わせるように日本のマスコミは騒ぎだしていますしね。
ほんとに今頃になって一体、何なんですかねぇ。
警察は多くの市民の声に敏感でしょうが、警察とマスコミはお互いを利用したり、ときに庇いあったりするんでしょうね。
日本の警察はメンツがあって権威をかざそうとするほうだし、マスコミはそんな警察からの情報を入手したいと思っているしねぇ、それだから警察の意向で言いなりになったような情報をマスコミは世間に発表するのです。
一方、シンガポールのマスコミはミセス、ジュリアの衝撃的な客船での死を報道しました。
それが薬物との関連があったので、世間はびっくりしました。
とその後に調査してみると早苗さんが殺された事件との関連性がわかったのです。
そこからですよ、優子さん。
果然、日本でもクローズアップされるようになったというわけです。
しかしその機に李ガンスはいち早く姿をくらましてしまった。
何と言う奴!!
優子さんは以前、ミセス、ジュリアの親御さんと王紅東とお会いしたいとの申し出をされていましたよね}
「えぇ、警察を通じて申し込んではいますが、いまだに連絡はどちらからもありません」
{そうですねぇ、むずかしいでしょうね。ところがですよ、優子さん}
「はい、はい」
{もしもですよ、もしも王紅東から連絡があった場合は気をつけてほしいと思ったのです}
「はい、何か?」
{質問していいですか?}
「はい、何でしょう?」
{私、早苗さんが王紅東と不倫関係にあったということを考えてみたのです。いかがですか?}

「そうですね、、、、」
{私ね、聞いてください。

オフィサーソフト社の誰も早苗さんと王紅東との関係を知っていた人はいなかったのだろうかと思ったのです。
「ほう、、、」
{それに、、、ここが最大の問題なのですが、、、}
「最大の問題?」
{そうです。それとどういう経緯で早苗さんと王が恋愛関係になったのかということです。
つまりは早苗さんは王とお付き合いするときに彼が既婚者だと聞いていたのかどうかということです}
「そうですね、その疑問はありますね」
「私、早苗さんは今どきの人と違って簡単に肉体関係にならないタイプだと思うのです。
でもですよ、、これは憶測でしかありませんけれど、、
もしも王紅東が「自分は独身者だ」と言っていたとしたら、早苗さんは信じたかもしれないのです}
「それはありえるわね」
{あの女たらしがですよ、、それにあの程度の顔です。
早苗さんのような純な大和撫子は言葉巧みに牛耳られたのかもしれないと思ったのです。そうだとしたらほんとに悔しいのです。

しかも嵐ファンですよ!}
「日本人女性に限らず、男性も外国の人と結婚される方がいますよね。
恋愛している間はいいのでしょうが、いざ結婚をしてみると互いのメンタリティの違いというか考え方や生活感の違和感がしだいに大きくなってくる人が多いように感じますよね。でもとてもいいカップルになる人たちも当然いますけれどね。
ただその違和感が大きくなればなるほど不幸になることもありますよね。
恋愛中は互いの人間性や過去の恋愛のことはわからないことがありますものね。
私は人のことは言えませんけれど、、、」
{ごめんなさい、優子さんご夫婦のことを思い出させてしまって}
「いえ、いいんです。私にふりかかっていることですから。
私の経験で言えば、恋愛している間にその相手のことをどこまで知りえるかというのはやはりとても需要だと思います。
そういう意味では早苗もうっかりしていたところがあるかもしれないと思ったのです」
{ところがですよ、、優子さん。それがちょっと違うかもしれないんですよ}
「えっ、、、違う?」
{私ねぇ、これマスコミだけでなく嵐関係の私のチエネットワークからの情報ですが、、、
王紅東というのは癖があるらしいのです}
「癖?」
{癖というか性格というか。私から言わせれば女たらしの嫌な部分だと思うのですが、、、。
というのは、彼は日本人女性が大好きらしいんです。
それでこれはと思う日本人女性を見つけると陰に陽に優しい片言の日本語で近づいてくるそうです。
しかも相手を喜ばせるようなことをしきりにしてくるのだそうです}
「それは日本人男性でもそういう人はいますよね」
{ところが、最初は片言の日本語で話をしてくるのだそうです。そうするとちょっと女としては手助けをしてあげたくなる。というか変なところも大目に見てしまう。
ところがだんだん慣れてくると日本人と変わらないような流暢な日本語でおしゃべりをしてくるのだそうだす。
しかもそれが日本人にないような仕方で近づいてくるようなのです}

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