1-104 世界的な利権と覇権

シンガポール厚生省(Ministry of Health, MOH)は、2009年5月26日、シンガポールで最初の新型(H1N1)インフルエンザを確認しました。
この流行が大きな問題になったのは、流行初期にメキシコにおける感染死亡率が非常に高いと報道されたからでしょうが、実際には重症急性呼吸器症候群 (SARS) のような高い死亡率ではなく世界的流行といわれるパンデミック重度指数(PSI)では、カテゴリー1程度に分類されていたのです。
新型インフルエンザと思われる人が見つかるとシンガポール厚生省 MOH ( Ministry of Health )の指定する病院付属センターに搬送されることになります。隔離場所では7日間の隔離期間を通じて、一日に2度体温検査を行い、インフルエンザの症状が現れないか確認することになっていました。症状が現れた場合は救急車によって市内にある指定病院に搬送されることになるのです。また自宅隔離命令に違反した者に対しては、1万シンガポールドルまたは6か月の禁固もしくはその両方が科せられ、再犯の場合には2万シンガポールドルの罰金または12か月の禁固もしくはその両方が科せられるようなっていました。
シンガポールの当時の人口は500万人くらい。政府は115万人分のタミフル、5万人分のリレンザを有していました。
実はこのタミフルを開発したのがアメリカの製薬会社ギリアド・サイエンシズ (GILD)でした。
1997年から2001年までの会長はドナルド・ラムズフェルドであり多量の株式を保有していました。そのラムズフェルドがアメリカの国防長官を務めていた2005年に国防総省はタミフルを備蓄するために10億ドル以上の予算を計上したのです。
実は日本も大量に買いました。
2020年から流行している新型コロナウイルスの治療薬「レムデシビル」を持っている米製薬企業でもあります。 2020年10月にFDA ( アメリカ食品医薬品局のことで、日本の厚生労働省にあたる公的機関 ) 承認を取得しています。
参考になるかどうかわかりませんが、アメリカ国防総省のDARPA(国防高等研究計画局)やDTRA(国防脅威削減局)は

2018年からコロナウィルスが人への感染に関する研究を進めていました。
そのDARPAと関係のあるアメリカのデューク大学が、実は中国の武漢大学と提携し、2018年にはデューク崑山大学まで開設していたのです。
しかし、、、、

2020年には世界のどこからか新型コロナウイルスが武漢からと報道されたようです。
それを意味するものは、、、、、

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